家族

本ページは広告を含んでいます

皆さんは、こんなことありませんか?

『子どもの躾って、どう叱ればいいのかよく分からない』

『仕事で部下を教育するとき、どう叱ればいいのかよく分からない』

反対に

『子供ってどう褒めて、やる気にさせればいいのか分からない』

『社員をどう褒めてモチベーションを上げればいいのか、分からない』

そんな経験はありませんか?

『叱る』こととめる』ことは、

どちらも

相手の成長を促すために重要なコミュニケーションですが、それぞれの効果は実は大きく異なるんです。

例えば

親は、子どもの躾のために

叱ったり、褒めてあげたりして成長を見守ることがあります。

学校では、

先生が生徒のために

叱ったり褒めたりして、社会生活の大切さを教えることもあります。

職場では

上司や先輩が

叱ったり褒めたりすることで、社員のやる気やモチベーションを高めることもあります。

多くの場面で

『叱る、褒める』が行われていますが

一歩間違えれば

相手の機嫌や感情を逆なでし、逆効果になってしまうこともあるんです。

なぜなら

叱ることは、

相手の行動を修正させることができる一方で、

萎縮させたり恐怖感を植え付けてしまうことがあるからです。

褒めることは

良い行動をもっともっと促すことができますが、

褒めすぎると逆に『嘘っぽく』聞こえ、効果も無くなってしまうこともあるんです。

だから

その使い方によって効果が大きく変わるため、両方を適切に使い分けることがとても重要なんです。

では、

それぞれの効果と

具体的には、

『どう叱り、どう褒めればいいのでしょうか?』

今回の記事では

『効果的な叱り方、褒め方』について紹介していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

『叱る』と『褒める』で一体何が変わるのか? 

『叱る』と『褒める』では、

具体的にどんな違いがあるのか?

ここでは、

その理由について紹介していきます。

① モチベーションが変わる

やる

『褒める』ということは、

相手の努力や成果を認め、存在価値を上げることにつながります。

皆さんも、

人から褒められると

心地いいし気分が良くなりますよね?

それって、

自分のやることを認めてくれて受け入れてくれるからこそ、嬉しくなるんです。

そこに否定がないからこそ、

自分の存在価値を上げてくれるし、モチベーションも高くなるんです。

褒められれば、

『あっ!自分って、価値のあることをしているだ!』

と感じるし、

さらに頑張る意欲も湧いてきます。

例えば、

仕事で

『君のアイデアが素晴らしくて、クライアントからも凄い高評価だったよ!』

なんて言われれば、

やる気もグンと高まるはずです。

反対に

『叱る』ことは、

相手が自分のミスに気づきやすくもなり、改善しようという意欲も生まれます。

これは大切なことです。

でも、

叱るだけだと相手のモチベーションが下がる危険性もあるんです。

ここは慎重に相手に声かけなければいけません。

人は

自分のミスや失敗を他人から指摘されると、反発心や抵抗を感じることがあるからです。

『なんで、あんたに言われなきゃいけないんだよ』とか

『言われなくても分かってます。今やるトコです。』

なんて反発心を生み出すことがあるからです。

だから、

叱る際には

『さっきのミスは大きかったけど、次は大丈夫だよ』なんてフォローを必ず入れることが重要なんです。

叱ることが下手な人は、

単に相手のミスを指摘しているだけなんです。

それでは

相手との関係が余計ギクシャクしてしまいます。

ポイントは

必ずフォローの言葉を添えること、それが大切なんです。

② 自尊心に影響がある

手

褒められると、

人は自尊心が高まり、自己肯定感が増していきます。

自尊心とは、

簡単に言えば

自分を大切に思い、自分には価値があると感じる気持ちです。

そして、

自己肯定感とは、

『自分はこれでいいんだ』『自分には価値がある』と感じることです。

褒めることは

何よりも『自分が役に立っている』と感じさせ、自信をつけさせることができます。

それは

受験勉強でも、スポーツでも、仕事でも、みんなそうです。

でも一方、

叱られると一時的に自尊心が低下してしまうこともあり得ます。

なぜなら、

叱られたことによって

『自分のミスで失敗したんだ』とか、

『自分のせいで負けたんだ』

なんて悲観的な感情になるからです。

叱ることは

相手に気づきを与えることもできますが、

むしろ悲壮感や虚しさを感じさせることも多いので注意が必要なんです。

幼少期に親から

叱られたことがトラウマになってしまい、

成人になってからも

『自分なんてダメな人間だ』なんて深く悩んでしまう人もいます。

それは、

幼少期に自尊心が傷つけられ、心の傷が未だに癒えていないからです。

『叱る』ということは

それだけ影響力があることなんです。

『叱る』ことで、

相手に気づきを与えることは大切ですが、

一方的にミスや失敗を指摘だけする『叱る』は、注意が必要なんです。

③ 行動が変わる

飛ぶ

『それ!いいね!』

なんて他人から言われたら、多くの人は喜びますよね?

そうすると、

人って

もっともっと褒められるように頑張るんです。

テストの点数を親に褒められたら、

もっともっと良い点を取れるように勉強をしたり、

仕事の成果を褒められれば、

社員はもっともっと会社に貢献しようとするものなんです。

だから、

行動を褒めるということは、

の行動がさらに強化され、同じ行動を繰り返してくれるんです。

テストの点を褒めれば、もっともっと試験勉強を頑張るし、

運動会の頑張りを褒めれば、スポーツをもっともっと努力するんです。

仕事を褒めれば、いっそう懸命に働いてくれるんです。

反対に、

それと同じ理由で、

叱るということで、同じ行動を繰り返してしまうことがあるんです。

例えば、

ミスがさらにミスを招き、失敗がさらに大きな失敗になったりするときが、そうです。

それは

叱られた本人が萎縮してしまい、

『またミスしたら、どうしよう』とか

『今度叱られたら、どうなっちゃうんだろ?』

なんて不安がさらに心配と動揺を誘い、同じようなミスと失敗を引き寄せるからなんです。

だから、

叱る際は

相手の感情が萎縮しないように配慮しなければいけないんです。

そうでないと、

『お前、またミスしたのかよ』なんてことになりかねません。

それは

相手の技量の問題ではなく、

案外叱っている人の言葉のせいであることは、当人は気づいていないことが多いんです。

ここは、

とても大切なことです。

④ お互いの信頼関係が変化する

友情

人間関係が良い人や友人が多い人は、実は褒め上手だったりします。

友人や仲間と話をしているとき、

自然と周りに人の輪ができることってありますよね?

それは、

その人の会話が楽しいとか面白いなど、

いろいろな理由がありますが

間違いなく言えることは、言葉で『褒める』ことをしているからです。

コレは、

家族でも、友人でも、ビジネスでも必ずそうです。

学校で人気者になる先生は

叱る先生よりも、優しく褒めてくれる先生です。

家族で、

人気ある人は

あれやこれや叱る人よりも、優しく認めてくれる人です。

この人ならついていけると思える上司は

怒鳴ったり叱る上司より、社内のメンバーを褒め、やる気にさせてくれる上司です。

だから、

褒めることは、

相手を認めてあげることになるので、お互いに信頼関係が築かれやすくなるんです。

たとえば、

職場で上司が

『みんないつも遅くまで仕事ありがとう。本当に助かっている』なんて一言伝えれば、その効果は絶大です。

『私たちの努力と頑張り、きちんと見ていてくれたんだ!』

と必ず信頼の感情を相手は感じます。

そんな効果が『褒めること』にはあるんです。

反対に叱る場合でも、

関係が強固になり、仲の良い人間関係になることがあります。

例えば

年輩の方や経験が豊かなベテランの世代は、もはや日常では怒ってくれる人は少ないものです。

先輩や上司といえる存在の人物は、もはやリタイヤしたり疎遠になったりして、自分の言動を『叱る人』なんて、そういないんです。

だから、

そういったときに

マナー違反や独りよがりな言動を指摘したり、叱ったりすると

かえって

『若いのに叱ってくれて、ありがとう』

なんて感謝されることもあるんです。

そういうときって、

『自分のために言ってくれたんだ』、という気持ちにさせるんです。

もちろん、

叱り方によっては相手を激怒させてしまうこともあり得ます。

その点は注意が必要ですが、

褒めるでも叱るでも、そういった効果が間違いなくあるんです。

⑤ 他人への接し方が変わってしまう

会議

人生の中で褒められる経験が多いと、

他人に対しても同じように接し返すことがあります。

たとえば、

褒めて伸ばされた経験があればあるほど、

その人は

『褒める』ことのメリットと効果を自分で体験しているため、

他人に対しても同じように

相手を『褒める』ことで、才能を伸ばそう、実力を発揮させようとします。

自分が褒められて

嬉しかった経験、それが励みになった体験、成功につながった実績があるからこそ、

『褒めること』を大切にするんです。

反対に

人生で叱られた経験が多いと、

他人に対して批判的になりやすくなることが多いんです。

それは、

自分が叱られたことの体験、経験が

知らず知らずのうちに

人とは

『そうやらないと成長できないものだ』、

『叱ってあげないとダメなんだ』と誤認してしまっているからなんです。

いずれにしても、

他人への接し方が

『褒める』、『叱る』によって大きく変わることは、間違いありません。

効果的な叱り方のポイント 

ここでは、

具体的な

『叱り方』に焦点を当てて、効果的な『叱り方』の方法を紹介していきます。

① 叱るときは、必ず具体的に!

叱る

叱るときに大切なことは、

とにかく感情に流されず、具体的な行動を指摘することです。

家族や自分の仲の良い友人などには

つい感情に流されてしまいがちですが、

叱る際は必ず具体的に指摘し、伝えることが大切です。

そもそも、

具体的に伝えなければ

自分の感情をぶつけるだけになってしまいます。

そうではなく、

『何がいけなかったのか?』

『どこが違っていたのか?』

そこを相手に具体的に伝えることです。

ココで大切なことは

『怒る』と『叱る』は、違うということです。

怒るは、

自分の感情を一歩的に相手にぶつけますが、

叱るは

相手に気づきをもたらすことが目的です。

だから、

ここが違う、あれが違うだけではダメなんです。

相手が気づいて

それを改善できるように、あくまで促すことが目的なんです。

② 事実を指摘をする

バス

叱るときに大切なことは、事実をもとに冷静に指摘することです。

相手は

『どこの何を間違えていたのか?』

『なぜ、それではいけないのか?』を理解していないことが多いんです。

例えば、

『部屋をキレイにしなさい』と伝えても、

本人にとっては

完璧でそれ以上清掃する必要がない、と判断することもあります。

だから、

相手にきちんと伝えて

叱るときは、

『何が出来ていないのか?』

『いつまでに改善するのか?』

『いつ改善し始めるのか?』

を本人の気付きから始めさせないといけないんです。

その際、

『いつまでにこうしなさい!』では

ほとんどの場合

相手は『はい』と答えたとしても、それは長続きしません。

なぜなら、

それは本人が気づいておこなった行動ではないからです。

あくまで

相手が自分で、

どこが悪く間違えていたのかを理解しないと、『叱る』効果は少ないんです。

③ 相手に寄り添う

寝る

叱るという行為は

相手からすると恐怖感を感じることがあります。

子供が親から叱られるとき、

仕事で上司から叱られるとき

そんなとき相手は、

防御的な反応をしたり、拒絶的な仕草を取ることがあるんです。

相手が

そういった一歩引いた態度を取っているなら注意が必要です。

なぜなら、

そんな状況のなかでは

相手はコチラの話を聞く余裕もないし、いまにも逃げ出したい気持ちで一杯だからです。

そこに

『叱る』なんて態度で挑めば、

相手は

『はいはいはい、分かりました』

と連呼するだけで全く会話にもならないはずです。

そういったときは、

『最近どうしたの?』とか

『なんか調子悪そうじゃん』

なんてワンクッションをいれてみることです。

いきなり叱るのではなく、

相手との距離を取るためにもそういった気遣いが大切なんです。

④ すぐに指摘すること

子供

ミスや失敗など

問題が発生したときは、時間を置かずにすぐに指摘することです。

なぜなら、

時間が経つごとに

人は

自分の行動さえ忘れがちだし、認識できる範囲が狭くなってしまうからです。

ミスや失敗を『叱る』際に

『この間のことなんだけど...』

と指摘するより

『さっきのはさぁ』

なんてすぐに相手に伝えたほうが、遥かに効果が大きいんです。

⑤ 相手を尊重する

談話

『叱る際』には、

相手の人格を尊重しながら伝えることがとても重要です。

例えば、

仕事で成果が出ない、上手くいかない相手には

『君の努力は認めているけれど、今回の結果は少し残念だった』

なんて

先にフォローの言葉を添えることがとても肝心なんです。

いきなり、

『今回の結果は残念だった』だけでは、

相手は自分の努力や頑張りを認めてくれないのか、と反発してしまうかもしれません。

相手の自己肯定感を損なわずに伝えることが、何よりもポイントなんです。

⑥ アドバイスを添える

抱っこ

日常では

『何やってんのよ!全く!』なんて、親が子供を叱る場面をよく目にします。

でも、

重要なことは

その後にどう言葉を加えるか、なんです。

相手のミスを叱ることは誰でも出来ますが、

叱った後には、

必ずどう改善すれば良いかを伝えることがとても大切です。

例えば

『こうやってみたら、もっと上手くいくんじゃない?』

とか

『さっきのやり方もいいけど、こういうやり方もあるんじゃない?』

と相手に気づきを与え、

アドバイスを付け加えることで、

相手は同じようなミスや失敗をしないよう改善もしやすくなるんです。

⑦ 一対一で伝える

叫ぶ

叱るときは、

できるだけ他の人の前でなく、一対一の場で行うのがとても大切です。

なぜなら、

相手にはメンツもあるし、プライドもあるからです。

それは

大人でも、子供でも同じことです。

例えば、

ビジネスで

相手を叱るときは、

他の社員や同僚が見ていない状況を作り出す必要があります。

『少し話せる時間をもらえる?』なんて声をかけ、

個別に呼び出し、相手を恥ずかしがらせない環境で話すことが大切です。

子供を叱るときも

同じようにそうするべきです。

親が子供を叱るとき、学校で生徒を叱るとき

そんなときは、

友達が見ていない状況で伝えないと、

子供は恥ずかしさや自尊心を傷つけられ大声で泣いてしまうかもしれません。

相手の立場に立って

叱ることを受け入れてもらえる状況をつくることも、必要なんです。

⑧ 聞く姿勢を持つ

耳誰にだって、ミスや失敗はあるものです。

敢えてミスしようとするなんて、

そうあることではなく、その人なりの努力や頑張りがあるものです。

だから、

叱るときは

相手のその努力や頑張りの『言い分』を聞いてあげないといけないんです。

皆さんも、

失敗したときに

頭越しに叱られるより、

まず

『どうしたの?』とか

『何かあったの?』なんて前置きがあると、

『実は...失敗しちゃって』なんて言いやすいですよね?

だから、

あくまで相手の話に耳を傾けて、話を聞いてあげないと

『叱ること』は一歩的な怒鳴りになってしまいがちなんです。

叱ることが

一方的な怒鳴りにならないように、

相手が失敗した理由や、努力の方向性が間違えていた理由を知るためには

やはり

相手の話を聞いてあげないといけないんです。

そうでないと、

ミスや失敗の改善にはならないし、相手の心に響かないことになるからです。

⑨ 過去の話を蒸し返さない

白黒男『何回言えば分かるのよ!』とか、

『また同じこと繰り返して!』

なんて言ってしまったら、

相手はかなり萎縮して自己肯定感がガクンと下がってしまいます。

それは

とても危険なことです。

だから、

叱るときは

過去の失敗を繰り返し持ち出さないことが肝心なんです。

仕事でも、プラーベートでも

『前にも同じことを言ったけどさぁ~』

と言いたい気持ちは分かりますが、

それを言ってしまうと人間関係は余計ギクシャクしてしまいます。

むしろ、

そういった言い方は避け、

コチラの伝え方や言葉を変えたほうが遥かに有効的なんです。

例えば

何度言っても分からない、変わらない相手には

コチラも毎回同じことをいっても、効き目なんてありません。

むしろ、

コチラの『叱り方』を変えない限り、相手には響かないんです。

合わせて読みたい関連記事

⑩ 短く明確に伝える

一人

人って、

『自分が話す時』はペラペラよく喋りますが、

『他人の話を聞く』場合は

長時間なんて聞いていられないんです。

しかも、

自分にとってはつまらない話ほど、実は聞きたくもないんです。

皆さんもそうですよね?

自分の話って聞いて欲しいときほど

たくさん喋りたくなりますが、

興味もない他人の話なんか

『話、長っ!面倒くさいわ』なんて思いますよね?

それって、

実は

『叱るときに起きている現象』なんです。

つまり、

自分は叱りたく、言いたいことがたくさんあるんですが

相手にとっては

そんな話は聞きたくもないし、ずっとなんか聞いていられないんです。

想像してみてください。

職場で永遠と『叱る上司』、

部活で『ダラダラと叱る先輩』、

自分の機嫌がおさまるまで『ずっと叱る親』。

もう、

耐えられないですよね?

簡単な理由なんです。

だって、

そんな長い話はつまらないし、聞くに耐えないからです。

だからこそ、

相手を叱るときは

端的に短く話をすることが大切なんです。

ずっと、

叱ったり、

何度も叱ったり、

ペラペラ自己満足で長時間叱るなんて、もはやご法度なんです。

~100点のほめ方で、人生が変わる~
50万人以上に伝えてきたメソッドをまとめた、「ほめ本」の決定版!

効果的な褒め方 

ここでは、

『褒め方』に焦点を当てて、具体的な褒め方を紹介していきます。

① 具体的な行動を褒める

褒める人の才能を伸ばしたり、実力を発揮させるには

『褒める』ことが何よりも大切です。

例えば

皆さんの幼少期を思い出してみてください。

両親に褒められたり、

祖父祖母に褒められたり、

友達に褒められた経験は、

きっと何かの原動力になったのではないでしょうか?

人は

褒められると、

なによりもやる気が出てきます。

だから、

相手をもっともっと成長させたり、実力を発揮させたいなら

断然『褒める』べきなんです。

でも、

ただ『よかったね』

なんて殺風景な褒め方は通用しません。

ましては、

何度も『良かったね』

とか

『凄いじゃん!』ばかり連呼していても、あまり効果はありません。

なぜなら、

その言い方は

具体的には何も褒めていないからです。

だから、

『褒める』ときには、具体的な行動を褒めるあげることが大切なんです。

子どもなら、

成果より、毎日頑張っている姿を褒めてあげたり、

仕事なら

成果は遅くても、ミスがない完璧な仕事ぶりを褒めて上げることです。

それは、

相手に対して、

自分ではまだ気づいていない魅力を発見させる機会になるかもしれません。

出来ないことを、できるようにするには時間がかかります。

でも、

得意なことを、もっともっと伸ばすことにはそれほど時間はかからないんです。

だから、

相手のもっと才能を引き出すなら

すでにある相手の魅力を

具体的に『褒める』ことが重要なんです。

② タイミングを逃さない

イイね優秀な人は、

人を褒めることが間違いなく得意です。

でも、

他の人とは違い、

褒めることの何が違うかというと、

それが『褒めるタイミング』なんです。

多くの人は

褒める回数が多ければ多いほど、効果があると思っていますが

一番効果があるのは

『タイミング』です。

このタイミングを逃すと、

『褒める』は、

『いまさら言われても遅いし...』

とか

『もう、それ終わった話。』

なんてテンションの低いやり取りになってしまうんです。

だから、

相手が

良い行動をしたり、

成果がよかったときは、

すぐに褒めることです。

『今の対応、素早くて本当に助かったよ!』

なんて伝え、その行動の価値を褒めてあげることです。

そうすることで、

相手のやる気やモチベーションは、さらに上がっていくからです。

③ 必ず、他の人の前で褒める

本『叱る』ことは、

人前では避けるべきことですが、

反対に

『褒める』では

必ず人前でするべきことです。

周りに人がいればいるほど、

人は

褒められると、嬉しくなります。

例えば

スポーツでは

優勝者は

群衆の前で表彰されるからこそ、格別な達成感を感じられるものなんです。

それは、

スポーツの世界だけでなく、ビジネスでも、子どもの教育の場面でも同じです。

人前で褒めてあげることは

相手の自尊心を高めるんです。

『自分の努力や頑張りって、これだけの人数のみんなに認めてもらえているんだぁ~』

という気分にさせることが出来るんです。

ぜひとも、

活用すべき方法です。

④ 成果を認める

グラフ相手を褒める際、

効果が大きいのは、成果を褒めてあげることです。

努力や頑張りの先には、

結果があるので

成果を認めて褒めてあげることは、効果が大きいんです。

むしろ、

成果を褒めることを忘れてしまったり、

なおざりにしてしまうとお互いの人間関係は、上手くいかなくなります。

『このひと、私の実績全然見てないわ~あり得ない!』なんて、

そんな感情を起こさせてしまうからです。

相手の成果は必ず褒めることです。

それが

お互いの関係を良好にしていくからです。

⑤ 努力を認める

時計

単に成果だけでなく、それまでの過程や努力も評価することも重要です。

頑張ったのに成果が出なかったとき、

努力しても1位になれなかったとき。

そんなとき

必要なことは

やはりそれまでの過程を振り返り、

必死に懸命に頑張り続けた努力を認め、評価してあげることが大切です。

ビジネスの世界やアスリートの世界などでは

『結果が全て』とも比喩されますが、

良いコーチや優秀な上司は

そんなときにそんな言葉を言うのでしょうか?

むしろ、

相手の努力の功績を称え、

次の目標に向けて気持ちを切り替えさせ、

モチベーションを起こさせるのが大切なのではないでしょうか?

『最後までよく頑張ったね』の一言で、

報われる感情や気持ちもあるはずです。

相手の成果が出なかったときほど、

悔しがる相手の感情を汲み取り、次の目標に導く言葉が大切です。

⑥ 表情や態度でも褒める

ジャンプスポーツの世界では

勝利や優勝の瞬間、

お互いにハグやハイタッチ、肩を叩いたり背中を擦る仕草をよく見かけます。

それは

お互いに褒め合い、祝い合っているからです。

そういったプロの世界ではなくても

日常でも

褒める際には

顔や表情、仕草で相手を祝することが可能です。

むしろ、

成果や実績が大きければ大きいほど、

言葉だけの

『おめでとう』なんかよりも、

握手やハグ、ハイタッチ、肩を組んだりすることで、その褒める効果は遥かに大きくなるんです。

⑦ 周りにも広める

噂
意外かもしれませんが、

相手の良い行動や成果は、周りの人たちにも伝えるべきです。

なぜなら、

人の噂は

良くも悪くもすぐに伝染して

巡り巡って本人のところへ、いつかその噂話が戻ってくるからです。

本人も、

まさかこの人が

そんな話をなんで知っているの?

と思うぐらい遠い人間関係の人まで、広まっていくんです。

そして、

あるとき

『噂話聞いたよ、凄いね~』

とか、

『1位になったらしいね!』なんて話につながるんです。

人は

褒められるとき

第三者からだと、余計に嬉しく感じることがあります。

そんな理由だからこそ、

褒めることは

周りにも広めるべきなんです。

⑧ 日常の小さなことを褒める

デスク

多くの人は、

褒めることは

『何か実績や成果があったときだけに言うもの』、と認識していますが、

それは大きな間違いです。

そういった人たちは

大切なことを忘れています。

それは

『いつも褒めること』です。

例えば、

仕事で仕事さばきが早いのなら、

『いつも仕事が早くて、助かります』

と伝えるべきです。

いつもデスクがきれいなら、

『〇〇さんのデスクキレイだから、すぐに資料が見つかるのが助かるよ』

なんて日常の小さな行動も見逃さず褒めることが大切なんです。

褒めることは、

簡単に言えば気配りであり、

相手が喜ぶことを褒めなければ、そもそも効果なんてないんです。

多くの人は

他人を褒めても、

『いつも、ありがとう』

とは褒める人は、そういないんです。

だから、

相手に響く言葉は、

そういったちょっと違った視点の『褒め言葉』を使うことが、大切なんです。

⑨ どう助かったを伝える

笑う

人は、

心のどこかで誰かの役に立ちたいと思っているものです。

でもその反面、

自分にはそんな才能なんてないし

なんて卑下する一面もあるんです。

だから、

人を褒める時には

相手には

どれだけ役に立って、助けられたかを伝えると、ものすごく効果があるんです。

例えば、

仕事で

『フォローしてくれなかったら、プレゼン失敗してたよ』

とか、

『仕事手伝ってくれなかっら、終電に間に合わなかったよ』

ときちんと伝えると、

相手は自分がどれだけ貢献していたのかを実感しやすいんです。

相手は

『こんなこと、たいしたことないです。』なんて謙遜しますが

必ず喜んでくれるんです。

⑩ 期待を伝える

コーヒー褒めた後には、

すかさず相手に対して一言、

将来に期待する言葉を添えると効果的なんです。

例えば仕事で

『次のプロジェクトも君に任せるよ。期待しているからね~』

というと、

信頼感と期待感を与えることが出来るんです。

この『期待しているよ』の一言が

相手にとっては、

何よりもうれしい言葉で、さらに頑張ろうという気持ちも湧いてくるんです。

人をやる気にさせるのは、言葉です。

だから、

褒めるだけでなく、相手のやる気をさらに高める言葉を添えることが、重要なんです。

~褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント ~

褒め活を習慣にすると、人生が驚くほど変わっていく! 言い方によって長所にも短所にもなります。

今回の総合まとめ

『叱る』も『褒める』も、

人間関係には必要不可欠なことですが、

その使い方次第では、雲泥の差がでるんです。

相手の気分や感情を高めたり、やる気にさせるのは『褒める』ことです。

相手を改善させ、よりよい成果を出させるなら、時には『叱る』ことです。

でも、

その方法を間違えば効果がガラリと変わってしまうので、

ぜひとも今回の記事を参考にして頂ければ、幸いです。

今回の最後までお読み頂いてありがとうございました。

合わせて読みたい関連記事

★フジテレビ系「ノンストップ! 」で紹介!
今日から家庭でできる「声かけ」で、イライラが笑顔に変わる!
エビデンスに基づく最先端の教育メソッド