本ページは広告を含んでいます
日本は世界的にみて、
『団結力の強い国』と評されます。
それは、
災害にあったときのような相互扶助の『団結力』だけでなく、
日常生活の中でも
お互いを支え合い、困っている人を助け合う、精神がそこにはあるからです
今回の記事では
『世界が驚愕する日本人の団結力』をテーマに
今、日本はその団結力を何に使うべきなのか?
現代社会で解決すべき新たな課題について紹介していきます。
世界が驚愕する日本の『団結力』とは、いったい何なのか?
世界的に見て
日本人の団結力は異例だと、言われます。
では
そもそも
日本人の団結力とは、一体何なのでしょうか?
ここでは
日本人の『団結力』について紹介していきます。
① 自己犠牲の精神
日本には、
世界的に見て稀な『自己犠牲の精神』がとても深く根付いているんです。
例えば
日常の中で
学生生活、仕事、家庭でも、
『隣人を助ける』とか、
『周りの集団のために自分を犠牲にする』といった行動がとても多い特徴があるんです。
自己欲をあまり出さないというか、
我をダサないようにするというか、
とにかく集団意識が強いので
人のために行動し、自分の我欲を抑える傾向が強いんです。
しかも、
特徴的な行動なのは
『無私でおこなう』ということです。
つまり、
見返りや金銭を求め、誰かを支援したり助けたりするわけではないということです。
例えば災害支援活動です。
震災が発生した際、
無償で支援に駆けつけるボランティア活動には、
『困っている人のために自分を犠牲にする』という考え方が色濃く表れています。
日本では
災害が多く、これまでに多くの天災を経験してきましたが
その度に
無償でボランティア活動に行動する人が多いんです。
こうした無私の協力精神が、日本人の中には強い団結力として間違いなく根付いているんです。
② 規律が生み出す団結力
皆さんが
毎日通学や通勤で使う交通機関は
日本ではとても規律よく、時間通りに運営されていることは皆さんも、ご存知なはずです。
でも、
電車が定刻通りに運営されているのは、なぜなのでしょうか?
それは
運営側の企業努力もさることながら
利用する私達のマナーが規律良いからこそ、そうなんです。
日本ではなぜ
そんなことができるのか?
海外の方から見れば、
とても不思議に思えるそうですが、
答えはシンプル。
ズバリ、
『みんな自分のことだけでなく、周囲のみんなのために規律を守っているからです。』
皆さんも、
きっとそうしているはずです。
電車を待つホームできれいに整列して並んだり、
降りる人を先に降ろしてから、電車に乗車したり、
何気なくすでにやっているはずです。
日本では、
規律を守り、時間や場所を守ることが非常に重要視されます。
ビジネスでは
礼儀や作法、規律を守る人が最条件です。
連帯感がなく、自分よがりな人は
日本では敬遠されがちです。
こういった規律が、
集団で行動する際に強力な団結力を生み出す要因になっているんです。
例えば、
日本の職場や学校、さらには地域社会においても、決められたルールや時間を守ることが当然とされています。
この高い規律性は、
何かを達成するために全員が一丸となって動くときにとても重要です。
日本が現在いろいろな分野で活躍しているのは
達成させるために全員が一丸となれる団結力があるからなんです。
それは、
決して自分だけの『個』の力ではないんです。
つまり、
『団結力』なんです。
③ 空気を読む
日本には
『空気を読む』という独特な文化があります。
空気を読むとは、
相手の意図や感情を察知して、その場の雰囲気に合わせて行動することです。
例えば、
ビジネスに於いて
会議やディスカッションで、
誰もが自分の意見を声高に主張するのではなく、
周りの状況や周囲の人の気持ちを考慮して、最適なタイミングで意見を出すことができるのが日本人なんです。
協調性という言葉でも表現できますが、
とにかく場の空気を読むのが出来るのが、日本人なんです。
自己主張が足りないとか、
自分の意見を伝えないとか、
言われもしますが
こういった文化は、
集団内での摩擦を減らし、スムーズな協力関係を作るのに役立っているんです。
実は、
集団での決定を素早く調整し、行動に移すためには、
この『空気を読む』文化が重要な役割を果たしているんです。
④ 義理と人情の精神
日本には『義理』と『人情』という考え方があります。
義理とは、
社会的な責任として行うべき行動。
人情とは、
人間関係の中で生まれる自然な助け合いの精神です。
そして、
この二つが合わさることで、日本人の『団結力』は生まれています。
例えば、
家族に対してはもちろんですが
長い付き合いがある人や友人、お世話になった人に対しては、
無理をしてでも助け合うことがとても多いんです。
職場とか、所属するサークルとか、習い事とか
地域での助け合いや、困っている人へ無償の手助けするなど、
『義理と人情』に厚いのが日本人なんです。
義理を果たすために行動したり動くことが、
日本社会では古くから家族や職場の組織、集団の強い結束を生み出しているんです。
世界が驚愕する日本人の団結力!それを今、何に使うべきなのか?
では、
日本の団結力を、
今世界に向けてどう活かしていくべきなのか?
ここでは
具体的に紹介していきます。
① 地域コミュニティ
日本人は元来、
地域社会とのつながりを大切にする文化を持っていました。
でも、
今や少子高齢化や過疎化が大きな問題になり、高齢者の孤独死や孤立が問題になっているんです。
なぜなら、
少子高齢化や都市集中の進展により、地方の過疎化や孤立が深刻化しているからです。
つまり、
地域のつながりが希薄になってしまい、
高齢者の孤独や孤立、犯罪の増加が問題にもなっているんです。
日本における孤独死の割合は、
2022年11月に公表された
「第7回孤独死現状レポート」によれば、
孤独死者の平均年齢は約62歳で、
男性が83.2%(5,600人)、
女性が16.8%(1,127人)を占めています。
特に60歳以上の高齢者が約6割を占めており、若年層も約4割を占めています。
人は
一人ではそう簡単には生きてはいけないのです。
物質的には豊かでも、
心が満たされない人は日本では今、多くなりつつあるんです。
それは
大人でも、子供でも、高齢者でも同じです。
なぜなら、
心のぬくもりに飢え、
人との触れ合いが足りていないからです。
それが今の日本です。
お互い他人と距離ができ、交流がとにかく無いんです。
だからこそ、
地域ごとに住民が協力し、支え合うネットワークを再構築することが今、求められているんです。
地域全体が一丸となって支え合うことで、
例えば
高齢者の見守り活動や、
近所の助け合いが自然に行われ、孤独死や社会的孤立を減少させることもできます。
また、
地域の資源を共有することで生活の質が向上し、過疎化の進行を抑えることができるはずです。
とにかく今は
日本では
いろんな場面で
『分断』が起きているんです。
家族の分断もそうですし、
近所付き合いや地域での交流の分断、
学校や職場での交流の分断も加速化しています。
政治への無関心だって、
つまりは
国への無関心=分断の表れです。
だからこそ、
個人が積極的に活動することが今や重要なんです。
地域でのボランティア活動や助け合いを通じて、高齢者や弱者を支えることができるはずです。
孤独や社会的孤立を減少させ、
地域住民がお互いに協力し合い、社会全体の連帯感が強くすることが今大切なんです。
② 環境保護
環境問題は、
決して個人や一部の団体だけでは解決できない、国家的規模で取り組むべき課題です。
だから
団結力を活用して、
日本全体で環境保護に向けた取り組みを強化する必要があるんです。
皆さんは
コンビニのゴミ量をご存知ですか?
例えば
最大手のセブンイレブンの廃棄物は、
セブン-イレブン・ジャパン
- 廃棄物量: 2022年度の廃棄物量は297,863トンで、リサイクル率は67.1%でした。
コレを東京ドームで比較すると、
- 東京ドームの体積は約124万立方メートルとされています。
- 一般的な廃棄物(食品やプラスチック、紙など)は、1トンあたりの体積が約1.5~2立方メートルと仮定できます。
- 計算すると、297,863トンの廃棄物は
なんと、
約45~60東京ドーム分 に相当する量となるんです。
たったひとつのコンビニの年間のゴミの総量で、これだけです。
日本全体では
凄まじい量になることは、想像できるはずです。
環境問題は
そう簡単には
解決できる問題でもないし、一人ひとりの意識の問題になります。
プラスチックゴミを削減をしたり、
環境に配慮しない商品を支援しないとか、購入しないなど、
個々の努力が一つの大きな流れとなり、持続可能な社会の実現に寄与していくんです。
世界的に環境問題に
後発的な日本は
行動すべき課題が大いに残っているんです。
③ 心のケア
日本では今や、
精神的な健康問題は年々増加しており、特に若年層や高齢者層で深刻な状況が起きているんです。
肉体的には若くても
心が疲弊して精神的な闇を持っている人がいるし、
逆に
高齢者でも
同じように疲弊した心の状態の人が今や多いんです。
世界幸福度報告書
国連が発表する「世界幸福度報告書」の 2024年の報告書では、
日本の順位は51位で、前年から4ランクダウンしています。
特に
30歳以下の幸福度ランキングが世界73位と低く、若い世代の人生に対する満足度が低下している傾向が見られます。
今や日本では
あらゆる世代で
心のケアに対する支援が求められているんです。
企業や学校、家庭でも
ストレスやうつ病に苦しむ人々が増えているんです。
かつて
経済大国と言われた
日本は
物質の豊かさは得たものの、
心の満足感は少なく、もがき苦しむ人が多いんです。
心の飢え、乾きを癒すのは
『人との触れ合い』ということを
日本人は忘れかけてしまったのかもしれません。
元来、
日本人は集団意識が強く、
それだからこそ団結力が生まれるんです。
人の心のケアを重要視する文化が広まることこそ、
もともと日本にはあったはずなのに、
それさえなくなりつつあります。
だって、
お互いがお互いに無関心だから、もはやそうなってしまうんです。
それが
悲しきかな、今の日本なんです。
今回の総合まとめ
日本の『団結力』は
世界的に見て間違いなく異例だし、他人のために行動できる底力はもともとあるはずです。
でも、
その力を持ちながら
宝の持ち腐れのようになってしまっているのが
今の日本人なのかもしれません。
それを活かすも、活かさないのも皆さん次第です。
でも、
大切なことは
日本人は
元来人に助けられることよりも、他人のために行動できる要素が多分にあるということです。
今回も最後までお読みいただいて、誠にありがとうございました。
本ページは広告を含んでいます 世界では、今 『日本人にしかできないこと』が求められています。 それは、 今までのように 世界に物資支援を送るとか、資金援助のような経済政策だけではなく、 もっともっと根本的な日本人としての …