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私たちの生活は、
常に『考えること』の連続で成り立っています。
例えば、
朝起きて何を食べるのか、
仕事でどう行動するか、
休日にどこへ行くか……。
そんな思考の連続で日常は成り立っています。
でも、もし私たちが
『考えることをやめた』としたら、一体どうなってしまうのでしょうか?
今回の記事では
日々の生活で疲れ果てた現代人が陥る悩み、
『考えることをやめたら、どうなってしまうのか?』について紹介してきます。
きっと
何かの役に立つはずです。
人は考えるのをやめると、どうなってしまうのか?
『人間は考える葦である』 フランス哲学者 ーパスカルー
かつて
フランスの著名な哲学者ブレーズ・パスカルは、『人間は考える葦である』と例えています。
その意味することは
『人間は自然の中では弱く儚い存在だが、考える力によって偉大である』ということを意味しています。
つまり人間は
考える思考こそ偉大だと、言っているのです。
でも
現実の生活で考えれば
『考えることさえ面倒くさい!』なんてことがたくさんあります。
主婦ならば、
『今晩の夕飯は何を作ろう』なんて考えることさえ面倒だし、
仕事なら、
『やらなければいけない仕事のことを、あれやこれや考えるのも面倒』だし、
人付き合いが苦手な人なら
『相手と何を話せばいいの?』
なんて考えることさえ、むしろ苦痛なはずです。
そう、
考えることは疲れるんです。
だからこそ多くの人は
色んな場面で『考えることをやめる』選択をしてしまうんです。
では
具体的に
私たち人間が考えることをやめたときに、一体何が起きるのでしょうか?
① 直感に頼るようになるが、間違いも増える
人は思考を止め、考えることをやめると
実は
直感的で素早い判断が行なえるようになります。
なぜなら、
脳科学的に
ストレスやプレッシャーがなくなり、パフォーマンスが向上することがわかっているからです
よくスポーツ選手が瞬時に動けるのは
思考で考えることをやめるから、正確で素早い行動が出来るといいます。
人がもし考えることをやめれば、
すべての決断が直感頼りになるんです。
例えば、
スーパーで食材を選ぶとき、
値段や栄養価を考えず『なんとなくこれが良さそう』と選ぶときってありますよね?
それこそ
まさに自分の直感で行動している証拠なんです。
思考が止まっている瞬間です。
でも、
小さなことなら問題ありませんが
大きな決断が必要なときは注意が必要です。
例えば
『どの会社に転職するか』とか
『この投資案件に乗るか』なんてときは要注意です。
なぜなら、
よく熟慮せずに直感で決めると、
大きな損失を被る可能性が高くなるからです。
思考をやめると一見よいことばかりに見えますが、
間違える判断、
特に大きな損失を受けることもありえることを確認しておくことです。
② ストレスは減るが、後でツケが回る
私たちがストレスを感じるのは、
特に
未来のことを考えたり、過去の出来事を振り返ったりするときです。
『ああでもない』
『こうでもない』
なんて今の瞬間なんかより
過去に未来に気持ちが揺らぐからストレスになるんです。
だからこそ、
一層のこと考えることをやめてしまえば、
目の前のことだけに集中できるため、一時的にはストレスが減ります。
例えば、
仕事でミスをしたとき、
『なぜ間違えたのか』とか
『次はどうすればいいのか』と考えず、
『まぁいいか』と気にしないことです。
そうすると
気持ちは間違いなく楽になりますが、
何も考えずにいたら同じミスを繰り返して、評価が下がる可能性も高いことが難点です。
ひょっとすると
短期的にストレスは減っても、長い目で見れば人生の困難が増えるかもしれません。
そこは要注意です。
③ 創造性が失われる
『考えることをやめる』=『新しいアイデアを生み出す機会が減る』ということを意味します。
創造的な活動、
例えば
『作家が小説を書く』とか
『デザイナーが新しい服を考える』、
『企業が新しいビジネスモデルを生み出す』といった作業は、
ついつい疲れがちな現代人には
考えることこそ苦痛かもしれませんが、
クリエイティブこそ人間が人間らしくいられる所以でもあります。
もし考えることをやめれば、
目の前にある既存のものを受け入れるだけになり、
『自分ならどうするか?』なんて問いかけることさえなくなります。
その結果、
アイデアや奇抜な発想、独創的な意見や成果が出しにくくなります。
それは
大変もったいないことではないでしょうか?
④ ルーチンワークが得意になる
一方、
考えないことがプラスに働く場面もあります。
たとえば、
工場のライン作業や単純なデータ入力のような仕事は、
深く考えずに手を動かすことが求められます。
こうした業務では、
むしろ余計なことを考えない方が効率が上がることが特徴です。
スポーツ選手が試合中に
『考えすぎると動けなくなる』と言うように
ある程度の『無心』状態は、特定の作業においてはプラスに働くこともあるんです。
⑤ 対人関係でトラブルが増える
人間関係は、
相手の気持ちを考えたり、場の空気を読むことでスムーズに捗るものです。
でももし
『考えることをやめた』状態では、
無意識のうちに相手を傷つける発言をしたり、礼儀を欠いた行動を取ったりしてしまう可能性がとても高くなります。
それこそ
言いたい放題、やりたい放題。
そんな状況になってしまいます。
なんだか今の世情を表した状態ですが
とにもかくにも
思考を止めると、自己中心的な行動が強くなるのは間違いありません。
⑥ 自己成長が止まる
人が成長するのは、
失敗を振り返ったり、目標に向かって努力したりするからです。
でも、
考えることをやめてしまったら、
『どうすればうまくいくのか?』という問いかけさえしなくなります。
それでは
自己成長なんてことは起こりえません。
何事でも
『何が足りなかったのか?』と考えれば次の対策を打てますが、
『まあいいや』では、
同じミスを繰り返すだけになってしまいます。
考えることをやめることは、
結果として自分の成長の機会を失ってしまうことになるんです。
⑦ お金の管理が雑になる
お金の管理って、計画性が必要ですよね?
だって、
毎月の支出を把握しなきゃいけないし、
将来に備えて貯金をするには、
『今月は何に使ったのか?』
『この出費は本当に必要か?』と考えることが不可欠だからです。
そうでなきゃ、
そうそうお金は貯まらないもので、使えば使うほど無くなってしまうものだからです。
後先考えず、
目の前の楽しさや欲望のままにお金を使っていたら、
気がついたら貯金ゼロという事態になりかねません。
そして結果として、
生活が苦しくなる可能性が高いんです。
だから
考えることをしないでいると、お金は無くなっていくんです。
⑧ 『生きている実感』が薄れる
皆さんは、生き甲斐ってありますか?
生きている意味とか、
生き甲斐って、
実はとても大切で、人生の満足度にも直結する非常に大切な要素なんです。
でも人が
思考を止め考えることをやめると、
日々のすべてがルーチン化してしまい、日々の出来事に対する感動が薄れることもあるんです。
惰性で生きているだけで
何も考えないでいるから、
『自分はなぜここにいるのか?』とか
『自分は本当は何をしたいのか?』といった哲学的な問いを考えなくなることで、生きがいを見失ってしまうんです。
まさに現代の日本人の特徴そのままです。
⑨ 記憶力が低下する
人が考えることをやめると、
脳が活性化されず、記憶力が低下しやすくなります。
例えば
日本語の漢字変換はスマホやパソコンですぐに変換できるため、
字を書くときに
漢字を忘れて書けないことがありませんか?
それこそ、
記憶が薄れている証拠。
まさに考えないからこそ、脳はその記憶を無くしつつあるんです。
そう考えると
便利さ故に
私たちはいかに考えなくなりつつあるのか、怖いくらいです。
⑩ 依存しやすくなる
自分で考えることをしないと、
他人の意見やネットの情報に流されやすくなります。
これは
とても危険なことです。
だって
自分の思考より他人を信用してしまうからです。
自分の価値観ではないところに重きを置き、
自分の問題解決能力もそれでは育たないからです。
だから、
他人に依存するんです。
他人の悪意のある思想や情報に奔走されやすくもなります。
今や
ネットで手軽に情報を手に入れることができるため、
自分で思考を巡らす手間や時間を面倒がったり、敬遠しがちです。
特に、
ネットで高評価なものがイイに決まっている!
なんてことさえなっている現代です。
『みんなが買っているから』と深く考えずに商品を購入して、後悔することもあり得ます。
情報には真実も誤報もあり得ます。
それを見抜くには
やはり人間の考える、思考以外にはないのではないでしょうか?
考えることをやめると、一時的には楽になるが、長期的なデメリットが大きい
私たち人間は
『考えすぎて疲れる』ことはよくありますが、
反対に
『考えなさすぎる』と、人生の質そのものが低下してしまうのも事実です。
もちろん、
時には『考えない時間』を持つことも大切ですが、バランスを取ることが何より重要なはずです。
今回も最後までお読み頂いて、誠にありがとうございました。
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