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皆さんは
こんなことってありませんか?
例えば
『自分って雨女だから、いつも大切な日には雨が降る』
とか、
『占いで今年は仕事運が悪いと言われたから、いつも失敗ばかりする』
とか
そんな体験はありませんか?
実は
それって、
日常生活の中で無意識で起きている『脳のクセ』が関係しているんです。
脳のクセは
心理学では『確証バイアス』と呼ばれ、
人はなぜか、
自分の欲しい情報だけ受け取り、その他の情報に対してはシャットアウトしてしまうんです。
今回は
人生を歩むうえで
避けては通れない脳のクセについて紹介していきます。
ぜひ、
参考にしてみてください。
脳のクセ、確証バイアスってなに?
『確証バイアス』とは、
人は、
自分が正しいと思いたいからこそ、
自分の考えや思考に合った情報だけを信じることを意味しています。
例えば、
『雨の日って全然イイことがない』
なんて思い込むと、
雨の日の悪いことばかりに意識が注目して、
『ほら、やっぱり運が悪い』
なんて感じことがその良い典型なんです。
要するに、
偏った見方で物事を判断する脳のクセ、つまり思い込みのことなんです。
しかも
このバイアスは自覚なく
無意識的に働くことが多く、
意識的に対処しない限り、私たちの判断や行動に大きな影響を及ぼしかねないんです。
『確証バイアス』の特徴は
人は
自分の信念や価値観、
思い込んでいる情報は優先的に受け入れる傾向があるけれども、
それに反する情報には
無視したり軽視する傾向がとても強いんです。
だから、
『私って運が悪い』と思い込んでいる人は、
日常生活の中で悪い出来事ばかりに注目して、良いことが起きても見逃してしまっているんです。
他人からすれば
『そんなことないのに!?』
と言いたいところですが
当の本人は全く気づかないし、聞く耳を持たない状態がそうです。
まさに
脳のクセによって
本来ある情報を無視して、自分の思考の都合の良いものばかりに注目してしまうんです。
コレでは
いつまでも、
『確証バイアス』なる変な脳のクセを直さない限り、自分の行動を制限してしまいかねないんです。
一番問題なのは
この脳のクセは
無意識であり、
自分ではなかなか気づきにくいことです。
むしろ、
『自分はそんなことは無い!』
というときこそ、一度自分を疑ってみるべきなんです。
脳のクセ、確証バイアスによる弊害
脳のクセである確証バイアスは、
私たちの日常生活や意思決定に深刻な影響を与えます。
では
このバイアスが
具体的にどのような問題を引き起こすのか、
それが及ぼす影響や実際の場面をここでは詳しく掘り下げて解説していきます。
間違った判断
脳のクセである確証バイアスは、
自分が『これだ!』
とか、
『こうなるはず』、
『そうなってほしい』
という仮定や思い込みの情報だけを集めてしまい、
反対の情報を無視するため、偏った判断をしてしまいがちです。
特に
重大な決定が必要な場面では、この傾向が大きな損失や失敗を招きかねないんです。
例えば
投資の際に
『この株は将来必ず値上がりする』
といった自信があると、
ポジティブなニュースや
それに見合った専門家の意見ばかり探して、
反対のリスク情報なんて無視してしまいがちなんです。
周囲や家族がいくら助言をしても、
『絶対に大丈夫だ』とか、
『必ず成功する』なんて返答するだけで
その結果、
株価が暴落して多大なる損失を被る可能性もあるんです。
人は
自分がそうなって欲しい情報ばかりに目が行き、
その反対の意見や情報はシャットアウトしてしまいがちです。
ある意味、
思い込みの凄さですが
間違った判断をしてしまう可能性があるのが、脳のクセである『確証バイアス』なんです。
人を決めつけてしまう
ときに脳のクセは
人間関係において誤解や衝突を引き起こします。
なぜなら、
人は他人を観察する際に、
自分の先入観や固定観念に基づいた情報ばかりに注目して、
相手の実際の行動や状況を公平に評価しないことがあるからです。
これは
多くの人が経験があることかもしれません。
それは
家族でも、職場でもそうです。
例えば、
ビジネスで
『Aさんはいつも仕事が遅い』という固定観念を持っていると、
Aさんが締め切りに間に合ったり成果を上げたりしても、
それは
『たまたま今日だけ』と決めつけてしまうんです。
反対に、
ミスをすればそのミスを大げさに取り上げて、
『ほら!やっぱりあの人仕事が遅い!』なんて心のなかで思うはずなんです。
そんな経験、皆さんもきっとありますよね?
自分を閉じ込める
脳のクセの最大の問題は
自分の可能性を狭めてしまうことです。
それこそ、
『自分にはできない』と思い込んでいると、
そればっかりの情報ばかりを集め、
『自分の過去の失敗談』とか、
『うまく行かなかったときの例』とか
そんな検索ばかりに焦点がいってしまい、新しい挑戦なんて避ける傾向が強まるんです。
それは
とても勿体ないことです。
自分で自分の可能性に蓋をしているのは、他の誰でもない自分なんです。
それも、
無意識の脳のクセによって。
そんな事にならないためにも、
自分の思考パターンを把握することが大切なんです。
偏見や差別
世界のあらゆるところで起こっている偏見と差別の裏には
間違いなく脳のクセが関係しています。
学校でそう習ったとか、
家庭でそう言われたとか、
ネットでこう書かれていたとか
全て脳の思考のクセでしかありません。
人は
多勢の意見を正しいと認識することもそうです。
情報の真意や内容よりも、
多勢の脳のクセが勝っては、本末転倒です。
他者を公平に評価することが難しくなり、差別的な行動や態度を助長する可能性もあります。
情報過多な現代では、
相手を見抜く思考のクセを持たなければ、真実は見えてきません
一人ひとりが
自分で思考することが今、求められているんです。
脳のクセ、確証バイアスを克服して人生を好転させる7つの方法
さて、
では脳のクセに対して、私たちはどのような対策を取ればよいのでしょうか?
ここでは具体的な方法について紹介していきます。
① 自分の思考パターンを観察する
そもそも、
人生ではあらゆることが気付きから始まります。
それは
自覚であったり、反省であっても、気づきから学びは始まります。
だから、
脳のクセであっても、
まずは自分の思考のパターンを知らないと何も始まりません。
そこで
てっとり早いのが日記を書き、それを見直すことです。
日記は
毎日、
どのような場面で『自分の考えが正しい』と感じたのかを記録することです。
なぜなら、
人は他人からあれやこれや指示されても、聞く耳なんてそうありゃしないんです。
『お前に言われたくないわ』
とか
『人に構うな』
とか
そんな気持ちになるだけで
他人からの中傷なんて聞きづらいんです。
そんな中で
一番効き目があるのが
他の誰でもない自分からの指摘なんです。
つまり
日記に記し、自分で気づくことで納得する力も説得力も間違いなく強力なんです。
内省の時間は大切です。
日記から、
一人の時間を確保して、
『今日は誰に対して、どのような場面で先入観が働いたのか』を振り返ることです。
そこから
無意識の思考パターンを意識化することで、偏った判断に気づけるようになることが大切なんです。
自分の思考や判断が
いつもどのように形成されているかを観察することこそ、まずはやるべきことの第一番なんです。
人生は
全て気づきから始まるんです。
② 反対意見を探す
コップに水が入っていても
人によっては
『もっと水が欲しい』
と欲する人もいれば
『それで十分』
と思う人もいるはずです。
簡単な話で
それは物の見方が違うからです。
どちらが正しいのかではなく、
人は
立場や環境、境遇で意見は変わるということです。
砂漠で喉の乾きに飢えている人は、
もっと多くの水を欲するはずですし、
より多くの家族に水を分け与えたい人なら
多量の水を求めるかもしれません。
反対に、
自分だけなら
もっと少量の水で十分だという人物もいるかもしれません。
それは
視点が違うだけです。
どちらが正しいのかではないんです。
だから、
自分の思考を見つめる時は
その反対の意見に耳を傾けてみることです。
なぜなら、
理屈は同じで
多様な視点を知ることで、
自分の意見が必ずしも正しいわけではないと気づくことが大切だからです。
あえて、
自分と異なる価値観を持つ人と接してみたり、
自分の意見とは反する情報や異なる考え方に触れることで、思考の偏りを修正することが大切なんです。
物事の裏も表も知ることは
自分の考えが偏っている可能性に気づき、より公平で客観的な判断ができるようになるんです。
偏見は
脳のクセです。
だから、
自分の脳のクセとは違う人物と積極的に触れ合うことです。
そして、
そこから
柔軟な答えを導き出していくべきなんです。
③ 『なぜそう思うのか』を問い直す
自分の信念とか判断がどのように作られているのかを深掘りすることは、
『自分の脳のクセ』を矯正する強力な方法です。
そもそも、
人は思考の繰り返しで人格が形成されます。
人間は幼少期から
いろんな思考を繰り返し、
その頻度が多ければ多いほど、人は思考が凝り固まって頭でっかちになるんです。
癖とは
人が無意識に繰り返して行う特定の行動や仕草、習慣のことです。
身振り手振りだけでなく、
思考だって、考えだって
繰り返されれば習慣になっていくんです。
良いクセもあれば、
悪いクセもあるんです。
とにかく大切なことは
自分がそこに気づかないことには、何も始まらないことです。
日記に書き、
文字にすると見えてくるものが必ずあるはずです。
例えば、
皆さんも
学生の時
先生の言う事を忘れないように、ノートに一生懸命書きましたよね?
忘れちゃうし、覚えてなんかいられないから
みんなノートに書くんです。
ビジネスだって、同じで
クライアントの要望を間違えないようにみんなメモを取るんです。
当たり前ですよね?
でも、
多くの人は他人の言葉をノートに書いたりメモを取りますが
自分の言葉なんてほとんど記録したり、メモなんかしないんです。
だって、
そんなこと自分のことだし、メモるほどの価値がないとみんな思っているからです。
それは大きな間違いです。
多くの成功者や実力者が自分をよく理解し知っているのは、自分を内観しているからです。
つまり、
常に自分をいろんな角度と視点で顧みているからこそ、改善点を把握できるし成功に近づけるんです。
スポーツなら
動作や練習を変えてみたり、
仕事ならアプローチやマーケティングを見返しながら
常に改善しているんです。
メジャーリーグで大偉業を成し遂げた大谷翔平選手だって、
常に改善点を意識して向上したからこその成績なんです。
みんな自分に問いただし、修正していっているんです。
それだけ、
自分のことをノートに書いたり、
メモしたり、
日記に書いたりすることは
自分を見つめ直すことに有効なんです。
全ては
自分の思考の改善点を知ることです。
スポーツ選手だって、凝り固まった筋肉では意味がありません。
筋肉を凝りほぐさないといけません。
思考だって同じ。
自分の思考パターンが凝り固まっているから、悪いクセになっているんです。
④ 自分の思考を検証する
自分の思考とか考え、信念に絶対の自信を持つことは大切です。
それがときには
実力を発揮するケースもあるはずだからです。
でも、
大切なことは
それが『本当に正しいのか』を見直し、他の可能性も探ることが重要なんです。
なぜなら、
偏った情報では誤った決断をしかねないし、他の視点や情報から客観的に物事を捉えることが大切だからです。
人は
往々に自分の思考が正しい、と思いがちです。
だから、
自分の意見に相違する意見には、
敵意や過剰な反応を見せがちなんです。
だから、
そんなときこそ一度立ち止まって
自分の『思考』を判断してみることです。
本当にこの考えで合っているのか?
他の意見は無いのか?
反対意見はどんなものなのか?
なぜ、自分は反対意見を受け入れられないのか?
そんな視点が重要なんです。
⑤ 固定観念を解きほぐす
多くのケースでありがちなことは
『こうでなければならない』という思い込みの度が過ぎて、
思考が凝り固まってしまうことです。
その結果、
期待が外れてしまったとき、
『大失敗した』とか
『当てが外れた』
『予想と違った』
なんてことになるんです。
コレは
典型的な凝り固まった思考、脳のクセにほかなりません。
そもそも、
『こうでなければならない』
なんて限定がズレているんです。
そうでない可能性だってあるはずだし、
反対意見にも耳を傾けないといけなかったんです。
一方に偏っては
結果が当たるか、外れるかは大きな賭けになってしまいます。
だから大切なことは
常に代替案を考えることなんです。
自分が考える『正しい選択肢』以外にも、他の方法や解釈があることを意識することです。
自分だけの固定観念に縛られるのではなく、
柔軟な思考を持つべきです。
⑥ 自分が間違えている可能性もある
多くの人は自分の非を認めたくないはずですが
大切なことは
『自分の信念や思考が間違っている可能性もある』と理解することです。
これは
言葉で言うことは簡単ですが
実際に行動出来る人は、そう多くないはずです。
多くの人は
自分が間違えているなんて、
そう簡単には認められないし、認めたくないんです。
ましては
他人に指摘なんかされたときには、より一層受け入れがたいんです。
だから、
自分で自分に気づかないといけないんです。
そうでないと
効き目なんてないんです、脳のクセには。
ときには
仮説を立てることも大切なんです。
自分の思考、意見、信念が
正しい場合と間違っている場合の両方があることを想定しておくことです。
偏った考え方だけでなく、柔軟な判断が重要なんです。
⑦ 感情に流されない
人は
感情が高ぶると確証バイアスが強まるため、冷静に判断することが困難になります。
それこそ、
歓喜や怒りで感情が昂っているときほど、冷静な判断ができなくなるんです。
一種の興奮状態なとき、
脳の感情を司る部位の扁桃体が活性化し、
冷静な判断や理性的な分析を担う前頭前野の働きが低下するんです。
そのため、
自分の主張とか考えを正当化する情報を無意識に探しやすくなるんです。
まさに
恋愛が良い例です。
相手にぞっこんなときほど、
好きな人の『良いところ』ばかりに目がいって、欠点を見落としがちになるんです。
冷静こそ、
肝心なことです。
一時の感情に流されないことも大切なんです。
今回の総合まとめ
私たちの脳は、
人それぞれの脳のクセが間違いなく存在します。
それが個性にもなり、魅力でもありますが
ときには
その凝り固まったクセのせいで
人生の判断を間違えてしまうこともあるはずです。
今回の記事をぜひ、参考にしていただければ幸いです。
今回も最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
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