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皆さんは、
仕事でもプライベートでも、家庭でも
やらないといけないことを先延ばしてしまうことってありませんか?
例えば
学生ならば
試験勉強をやらないといけないのに、つい明日に先延ばししたり、
仕事では
クライアントにメールしたり
電話で連絡しないといけないのに、後でイイやなんて先延ばししてみたり。
家庭でも
食べた食器を洗うのを後回しにしたり、
日常の中で
そんなことってありませんか?
今回の記事では
『人はなぜ先延ばしをしてしまうのか?』
そして、
『どうすれば先延ばし癖を治せるのか?』
そんな疑問について紹介していきます。
先延ばし癖のある方、必見です。
人はなぜ先延ばしてしまうのか?
そもそも、
人はなぜ先延ばしをしてしまうのでしょうか?
単に面倒くさいだけでなく、具体的にはどういった理由があるのでしょうか?
ここでは
その理由について紹介していきます。
嫌な気持ちを避けたいという心理
人は
不快感やストレスを感じることは本能的に避けようとします。
特に
面倒な作業とか難しい状況に直面したときは、
その不安やストレスから逃れるために、他の行動に意識をそらしてしまうんです。
例えば、
仕事でプレゼンをしなければいけないとき、
先延ばし癖のある人は
『プレゼンの準備って面倒だし、時間も掛かるんだよ~』
なんて理由をつけてすぐに手をつけません。
なぜかというと、
プレゼンが終わった後に受ける批評や評価が怖いからです。
同僚やクライアントから
『あれがダメだった』とか
『もっとこうしないとダメだよ』
なんて批判を受けたくないから、行動に時間が掛るんです。
準備に時間をかけたい、というのも理由でしょうが
根本的には
『失敗なんてしたくない』
というネガティブ感情は避けたいため、
他の作業をしてしまうことで先延ばしにするんです。
人は、
ストレスを感じることに対しては
今はとりあえず目を背け、違うことにわざと意識を向けます。
嫌なことやストレスがあると
『とりあえず飲みに行って忘れる』
なんて行動はまさにそうです。
人は嫌なことを今はとりあえず避けたいんです。
見たくないし、目を背けたいんです。
それが
先延ばし癖の一番の原因です。
目の前の楽しさを優先してしまう
人間の脳は、
先のことなんかより、今得られる快感や幸福感に強く反応します。
小さな子供を例に取れば分かりやすいはずです。
つまり
嫌なことなんかより、
人は
今すぐ楽しいことや心地よいことを選びがちなんです。
これは多くの人に当てはまることですが
目の前の楽しさを優先して、
未来の成果とか報酬を後回しにしてしまう心理的な傾向なんです。
そのため、
将来の成果とか大きな目標に向けて行動を取ることが遅くなるんです。
たとえば、
テスト勉強が良い例です。
テスト勉強は時間がかかるし、やるべきことがたくさんあります。
でも、
目の前で面白い映画とかSNSがあると
つい
『後で勉強すればイイや』なんて思い、その場で遊んでしまうんです。
まさに、
脳は
『今は楽しいことをする』ことを選んでしまうため、勉強を後回しにしてしまうんです。
これは
多くの人に当てはまる先延ばし癖の理由なんです。
完璧にやりたいというプレッシャー
完璧主義の人は、
目標に対して非常に高い基準を持ち、
少しでも『失敗したくない』『ミスしたくない』という思いが強くあります。
実は
これが先延ばし癖を引き起こす原因になることもあるんです。
なぜなら、
完璧にこなす自信がなかったり、
完璧に仕上げられない怖れがあると
最初の一歩を踏み出すことに躊躇してしまうからです。
完璧を求めすぎると
あらゆる分野で
『イイものを作りたい』と思うあまり、
最初のアイデアを練ることすらできずに、時間だけが過ぎてしまうんです。
まさに
完璧を目指しすぎて、何も始められないという状況です。
失敗したくないし、完璧を目指す故に身動きの取れない状況がそうです。
そして
結果として、
締切直前に焦って仕上げることになり、
完璧に仕上げれなかった自分に対して、強い自己批判を抱えることになりがちなんです。
完璧を求めると、
そうやって先延ばし癖が常態化してしまうことが注意点です。
自分にはできないのではないかという不安
誰でも
自分に自信がないとき、
物事をうまくこなせるという確信なんて持てません。
だから、
『どうせ自分にはできない』
と思い込み、取り組む意欲や姿勢さえ失ってしまうんです。
恋愛で考えれば
皆さんも分かりやすいはずです。
とても素敵な人を好きになり
恋をしたとき、
皆さんはどんな心境になりますか?
自分の恋心は日に日に大きくなっても、
自分に自信がないと
自分が相手に告白なんてしても
『どうせうまくいかないだろう』と考え、
結局何も行動できず、時間だけが過ぎた学生生活の思い出はありませんか?
みんな恋心を持っても
必ずしも自分の思いを相手に伝えたり、告白できないのはその良い例です。
ずっとずっと先延ばししているだけなんです。
それは
自己効力感が低いため、
挑戦する気力が湧かず、行動を先延ばしにしているんです。
皆さんは
そんな自分でイイんですか?
何をどうやればいいのか分からない
何事に於いても
そもそも目標や目的が具体的でないと、
どこから手をつければ良いのか分からず、行動ができないことがあります。
例えば
仕事で上司から
単に
『成果を出せ』
とか、
『結果を早く出せ』
と言われても漠然としすぎて、
その成果のために何を今やればいいのか分からないことがあります。
人生に於いても、そうです。
自分のやりたいこと、自分のやりたい仕事がわからなければ
そもそも今何をするべきなのかも分かりません。
だから、
重要なことは
目標や目的を明確にして、時期を把握することです。
つまり、
『自分は今の時期はこれを覚える』
とか
『いつまでにこの資格を取る』
とかビジョンを明確化しなければいけません。
そうでないと、
どの方向に向かえば良いのかさえ、分からなくなるからです。
未来の自分を過信してしまう
人は
未来の自分に対して
楽観的で過信しやすい傾向にあります。
例えば
ダイエットの場合、
『コレひとつ食べたところで変わらないだろう』
とか
『今日じゃなくて週末から始めよう』
なんて
『今日やらなくても大丈夫だろうルール』を勝手に自分で設けて行動を先延ばしにするんです。
まさに、
『明日からやろう』と先延ばして、
いつになっても始められないのが先延ばし癖さんの特徴です。
『今やればいいじゃん!』
と他人からすれば思いますが
今やれないのが
先延ばし癖さんなんです。
だって、
『明日から始める』というのが口癖だから。
でも、
結局なにも始まらないのです。
やる気が湧かない
当たり前の話ですが
やらなきゃいけないのに、
やる気が湧かない場合、それをやること自体が苦痛になります。
家事だって、洗濯だって、育児だって
やらなきゃいけないのは分かっているけど、やるのが億劫なんです。
だって、
大変だから。
仕事だってそうです。
仕事だから働かなきゃいけないのはみんな分かっているんです。
でも、
やりたくないんです。
なぜなら、
安月給で働いて税金やら、物価高でみんなお金取られて
なんのために働くのか分からないし、やる気が出ないから。
そうなってしまうと
結果として、行動は後回しになってしまいます。
自分がやるべきことが、
『やらなければならない』と頭では分かっていても、
やる目的や意味がはっきりしないと、
つい他のこととか、興味を引くことに気を取られてしまうんです。
疲れすぎている
疲労は、先延ばしの大きな原因の一つです。
それは
疲れすぎると、
脳は意思決定をする力や集中させる力を低下させるからです。
例えば
長時間働いて帰宅した後って、
身体的にも精神的にも疲れ切っていますよね?
そんなときは
『今日は入浴もう無理だから、明日の朝に入ろう』
とか意思決定するのさえ面倒で先延ばしになるんです。
疲労が極度に溜まっている場合は、
無理に何かをしたりせず、しっかり休息を取ることも重要です。
無理に進めると集中力が下がるだけです。
過去の『間に合った成功体験』
先延ばし癖の中でも稀にあるのが
『締切間際で成功した経験』が癖になっているケースです。
まさに
『一夜漬けの試験勉強』
とか
『締め切りギリギリで間に合った経験』
があると
今回も
『ギリギリまで期限を延ばしても、集中すれば何とかなる』
という誤った習慣が身についてしまうんです。
でも、
こういったケースの弱点は
実は成功というより、クオリティが低くリスクも高い点です。
期限間近ゆえに
その行動は
時間の余裕がないのが弱点なので、一か八かの賭けになりやすいんです。
先延ばしのある意味、弊害なのかもしれません
先延ばし癖を治すための、3つのこと
さて、ここでは
先延ばし癖の治し方について紹介していきます。
全ては、未来の自分へのプレゼント
肝心なことは
やるも、やらないのも全て
自分の判断が人生を決めているということです。
決して他人ではありません。
たとえ、
誰かに今すぐにやれと言われても
それをやるのも、やらないのも皆さん次第です。
先延ばし癖は皆さん次第なんです。
だから、
自分の人生に少しでも早く実りや成果が欲しいのなら、
一刻も早く自分で未来の自分にプレゼントを送ることです。
つまり、
今やるべきことを
『未来の自分に対するプレゼント』と考えて、先延ばしにせず今やることです。
なぜなら、
誰か他人が代わりに成果や実績を持ってくることは、そうないからです。
自分が明日のために今行動するからこそ、
その対価としてプレゼントとして
未来や将来の自分が楽になったり、成果を手に入れることができるからです。
そもそも
今行動しなければ成果は明日にはやってきません。
後でやればやるほど、成果は遅くやってくるだけです。
だから大切なことは
『今すぐやらなければならない』
と思うとプレッシャーを感じますが、
それを
『今やると将来の自分にとって楽になる』という意識に変えることです。
例えば、
仕事を早めに終わらせることで、
後でゆっくりと休憩できるとか、
あるいは余裕を持って自分の時間を持つこともできます。
これを
自分の頑張りの成果、
『未来の自分へのプレゼント』と捉えることで、今を大事にできるようになります。
ときには
やりたくないことを先延ばしせず、今すぐやらないといけないこともあります。
だから、
自分で自分を褒めたり、ご褒美を設定するのも効果的なんです。
『これ終わらせたら、好きな映画を観よう』でも『好きなスイーツを食べよう』でもイイんです。
小さな楽しみを作って、達成感が得ることです。
意識を変えること、
そこがポイントです。
全か無ではなく、少しづつ
そもそも、日本人って真面目で勤勉ですよね?
だから、
期限までにとか、時間どうりとか、約束したからとか
そういった決まり事に対して『完璧』を求める傾向があるんです。
だから、
それを守れない人は
いい加減な人であり、約束を守れない信用できない人と言われるんです。
先延ばし癖があるときに有効なことは
今やるか、今度にするかではなく
少しづつやることです。
つまり、
やらなければいけないことを
今全部やり切ることでも、
全く手をつけないことでもないんです。
だって、
先延ばしにするから
やらないといけないことが溜まり、
期限間近や約束の時間前に
一気に全てをこなさないといけない羽目に合うんです。
だから
少しづつでも良いので手をつけて、やることです。
試験勉強なら、10分だけやるでも、
仕事なら、
今日は資料作りを15分だけやるでも、
5分だけメールの返信を今日はやるでもいいんです。
とにかく、
あとに回さないことです。
その方が達成感があるし、持続しやすいからなんです。
意図的に2分サボる
人は、やらないといけないと思うとプレッシャーになり、ハードルが上がってしまいます。
だから、
あえてそのハードルを下げてしまわないといけません。
特に
先延ばし癖のある人には。
そんなときは、
『あえて2分だけ何もしない』時間を作ってみることです。
家事の合間の2分間、携帯を見るでもいいし、
仕事の合間の2分間、コーヒーを飲むのでもイイんです。
そもそも、
休んではいけない、やらないといけないと思うからプレッシャーなんです。
だから
そこであえて『2分間の何もしない時間』を作ることで
『そろそろやるか!』という気持ちになりやすいんです。
ずっと、
30分も一時間も何もしないと
もう全てやらなくなっちゃうので、そこは要注意です。
偉人たちの『先延ばし癖』から、学ぶ
ここでは
偉人たちを例に上げて
具体的な先延ばし癖をどう乗り越えたのか、について紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
レオナルド・ダ・ヴィンチ – 『未完成の天才』
美の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチは
多くの名画や作品を残していますが
彼は途中で手を止めてしまうことが多かったと言われています。
代表作『モナ・リザ』ですら、
制作に16年以上かかり、完成と呼べる状態になったのは亡くなる直前です。
彼のノートには
『もっと取り組まねばならない』との記録が多く残っているそうです。
ダ・ヴィンチは奇才な好奇心ゆえに、
興味を持つ対象をどんどん切り替えることで、モチベーションを維持していたようなのです。
だから、
彼の作品は同時並行的に多くの作品づくりを進め、アイデアが枯渇しないようにしていたのです。
小分けにしてやるべきことを分散し、モチベーションを維持していたことは注目に値します。
ベートーヴェン – 『ルーティンの活用』
ベートーヴェンは創作活動において
締め切りギリギリまで作業を進めないことが多かったとされています。
そこで彼は
日々のルーティンを徹底して守るようにし、先延ばしを防いでいたそうです。
それは、
毎朝コーヒー豆を正確に60粒数えてから淹れることや、
散歩の時間を決めることで、やらなければいけない音楽の創作活動の時間を確保していたのです。
つまり、
規則正しい生活習慣を取り入れることで、
新しい行動を習慣化する、そんな成功例なんです。
チャールズ・ダーウィン – 『スモールステップ』
『種の起源』で有名なダーウィンは、
その執筆に20年以上かかったそうです。
彼はその執筆に関して
『毎日数ページずつ書く』ことをルールにしていたようです。
それはもちろん、
少しづつだからこそ、負担を減らしながら進められたことに他なりません。
今回の総合まとめ
先延ばし癖は、
簡単に言えば、一つの習慣です。
だから、
自分なりの新しい習慣を作り、それを変えていくことが大切です。
今回も最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
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