少年

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『お金持ちの人はよく、慈善団体に自分の資産を寄付する』、ってことありますよね?

『誰かにあげるなら、私にお金ちょうだいよ~!』

なんて言いたくなりますが、

そういう人たちはなぜそんなことをするのか、不思議に思いませんか?

それは

『徳を積んでいる』からです。

徳を積むこととは、人として美徳や善い行いをすることです。

実は、

今の時代、徳を積むことがスゴく重要なんです。

なぜかというと、

今の時代、徳を積むことが大切なのは、

人間関係を良好に保ち、社会全体をより住みやすくするために必要だからです。

トクはトクでも、損得の得ではないんです。

『それって、得のことじゃないの?』

と思う方も多いはずですが、得ではなく徳でなければいけないんです。

今回はそんな『徳を積む重要性とその方法』について紹介していきます。

徳を積むと、

今どき、どんなメリットがあるのか?

そもそも、どうやって徳を積めばいいのか?

そんな疑問について紹介していきます。

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『損して得取れ』と、『損して徳取れ』の違い

損して『得』取れ

お金

『損して得取れ』は、

いわゆる短期的な損失を受け入れることで、将来的により大きな利益を得ることを表しています。

ビジネスや人生のさまざまな場面では、

目先の利益を追わずに長期的な視点で物事を考えることが重要であることを教えてくれます。

例えば、

企業が新しい技術や商品開発に大きな投資をする場合、一時的には投資金額が重なり損失を出すかもしれません。

でも

その結果、成功すれば市場での競争力が高まり、将来的には当初の投資金額より収益が大きくなる可能性があります。

また、

個人の人生においても、自己投資して資格取得やスキル習得に時間やお金を使うことがあります。

そういったときは、

最初は大きな出費や努力が必要ですが、長い目で見ればキャリアや人生において得られるリターンはそれを上回ることが多いんです。

『損して得取れ』は、

始めはリスクを取ることで、将来的にはもっと大きな利益をもたらす可能性を表しているんです。

損して『徳』取れ

慈善

一方、『損して徳取れ』は、

他人のために自分を犠牲にし、道徳的な行いや行動をすること、特に善行を得ることを示しています。

例えば、

ボランティア活動や困っている人を助けることは、自分にとって一時的に不利益になることもあります。

でも

そういった行為によって、

周囲の人々に良い影響を与えたり、感謝されたりすることで、内面的な満足感や道徳的な徳を得ることができるんです。

徳とは、

善い行いを積み重ねることで、他人に対し思いやりや、誠実さを示すことです。

徳を身につけることで、

人間関係が円滑になったり、自己成長につながったりするなど、さまざまなメリットがあるんです。

徳を積むことは、人間関係の向上や仕事での成功につながりやすいし、

徳を取るような行動は、社会全体の絆を強め、より良い社会形成のために美徳とされているんです。

これからの時代は、『損して徳取れ』が必要な3つの理由

家族

では、

『損して徳取れ』がこれからの時代になぜ必要なのか?

その理由を3つに分けて詳しく紹介します。

① SNSの普及

ネット

現代社会は、SNSなどを通じて多様な人とつながりが持てるようになりました。

それは

世界と繋がることで、対面でなくても多くの人と同じ共感を味わったりできるのが魅力にもなっています。

でも、

そんな非対面な時代だからこそ、他人との共感や協力がますます重要になってきています。

なぜなら、

個人主義が強まる一方で、孤独感や社会的な問題も増加しているため、それぞれのコミュニティの結束が求められているからです。

そんなとき、

他人のために自分が何かを犠牲にすることで、周囲との関係を深め、信頼を築くことができます。

つまり、

『損して徳取れ』の行動は、人間関係が間違いなく良くなるんです。

ネットの普及でいつでも誰とでも繋がれるからこそ、お互いが関係を深めるチャンスなんです。

たとえば、

ボランティア活動や募金活動で地域貢献に参加することで、

自分の利益を超えたつながりを持つことができ、結果的に自分自身も精神的な満足感や人間関係の豊かさを得ることができるんです。

② SDGs

環境問題

現在、地球規模での環境問題や社会的な不平等が深刻化する中で、持続可能な社会の実現が求められています。

企業や個人が短期的な利益を追求するあまり、

環境や社会に対する配慮を怠り、未来の世代に大きな影響を及ぼすことが指摘されています。

そんな中だからこそ、

『損して徳取れ』という考え方は、長期的な視野を持つことで、社会や環境に配慮した行動を世界的に促していきます。

たとえば、

環境に優しい商品を選ぶことや、地域の農産物を購入することで、

短期的なコストが上がる場合でも、持続可能な社会の実現に寄与することができるんです。

それが近年謳われている、SDGsです。

こうした行動は、結果として自分自身や次世代にとっても利益をもたらすことになるんです。

③ 幸福感

幸福感

他人を思いやる行動や善い行ないは、自己成長につながることが多いです。

自分のためだけでなく、他人のために行動することで、視野が広がり、社会に対する理解も深まるからです。

たとえば、

困っている人を助けたり、社会的な問題に取り組んだりすることで、

自分の価値観や信念が確認され、精神的な満足感を得ることができます。

だから、

『損して徳取れ』の行動は、自分の人生全体に対する幸福感が向上して、充実した人生を送ることもできるんです。

こういった内面的な成長は、ストレスの多い現代社会では非常に大切な要素なんです。

徳を積む7つの方法

① 周囲を清潔に保つ

掃除

周囲を清潔に保つことは、日常生活の中で徳を積む方法の一つです。

例えば、

自宅や職場の環境を清潔に保つことで、心地よい空間を作り出すことができます。

掃除や整理整頓を心がけると、清潔な環境を保つ習慣が身につきますし、

清潔な環境は健康にも良い影響を与えるため、自己管理や健康増進にもつながります。

ポイントは

自分だけでなく、他の人の分まで清潔にすることです。

清潔な環境を保つことは、周囲の人にも好印象を与える効果があるからです。

自分のためでなく、

人のために行動できることこそ、徳を積む行為なんです。

② 寄付や募金を行う

寄付

寄付や募金を行うことは、他者を支援し、社会貢献をする素晴らしい方法です。

寄付を通じて、自分の徳を積むことができるし、善い行いを積むことができて、自分の心もスッとして心地良くもなります。

寄付や募金は、自分だけでなく、周囲の人々や社会全体に良い影響をもたらしていきます。

自分の地域社会だけでなく、世界各国に対してそのきっかけやチャンスは往々にしてあります。

でも、自分の生活やお金をすり減らしては意味がありません。

無理をせず、

自分に余裕があるときには、寄付や募金をしてみるのもひとつの方法です。

③ 神社やお寺へのお布施

手洗い

神社やお寺へのお布施は、徳を積む方法の一つです。

お布施は、心を清め、善い行いをすることです。

皆さんも神社にお願い事をしに行ったり、お墓参りにお寺に行くこともあると思います。

そんなときのポイントは、

お賽銭やお供え物をすることで、神様やご先祖に感謝を伝えることです。

お金や食べ物は、自分に縁があって巡り巡りやってきたものです。

その道中では、

いろいろな方が携わり、食物を生産した方、運ぶ方、売る方、そんないろいろな経路を世界から巡って自分にたどり着いたものです。

それは

お金の金銭についても同じことです。

だから、

決してモノを自分のものだとは思わないことです。

感謝をして、自分から次に必要な人に回していくことが大切です。

とかく、人間はお金やモノを自分に溜め込む習性がありますが、そうするべきではないんです。

お布施は、

自分の心を整えるだけでなく、社会貢献にもつながる大切な行為です。

お布施を渡したから、イイことがあるとか、そういった見返りを求めず、行動するのが徳を積むコツです。

④ 人に対して笑顔を絶やさない

笑顔

周りの人に対して笑顔を絶やさないことは、とても大切な徳を積む方法です。

日常生活で他人に笑顔で接することは、

自分自身も幸福感を得ることができますし、笑顔は心を温かくし、周囲の人々とのコミュニケーションを円滑にしていきます。

笑顔を絶やさないことは、

人への優しさや思いやりを伝える最大の武器です。

だから、

徳を積むためには、日常の中で笑顔を大切にし、周囲の人々との良好な関係を築いていくことが重要です。

⑤ 他人の幸せを心から祈る

祈る

他人の幸せを心から祈ること、

コレは多くの人がなかなか出来ない『徳を積む方法』です。

自分のことばかりで、他人のことまで意識が向かないのが理由かもしれません。

でも、

他人の幸福を願うことって、自分自身も幸せを感じることができるんです。

学校でも、仕事でも、もちろん家族のことでも

心から祈ることで、自己中心的な考え方から離れて、他人への思いやりや優しさを育むことができるんです。

他人の幸福を願う気持ちは、間違いなく自己成長や心の豊かさにも繋がります。

日常の中で、

他人の幸せを心から祈ることを意識して行動することで、自分の徳を積むことができるんです。

⑥ 人を育てる

会話

『徳を積む』には、人を育てることです。

人を育てるって、

実は

相手に対する思いやりや尊重の気持ちがないと簡単に出来ないんです。

『ああしろ!』、『こうしろ!』ではただの命令です。

だから、

徳を身につけるためには、他人を大切にする態度や行動が必要なんです。

その際は

自分の知識や技術、才能を分け隔てなく教えて、育てることが大切です。

『コレを教えると、自分が負けてしまう』、そういった出し惜しみの行動は徳を積む行動ではありません。

相手の可能性を引き出し育てることこそ、最高の徳を積むことです。

⑦ ポジティブな感情を分け与える

ポジティブ

ポジティブな感情を分け与えるためには、他人に対して親切で思いやりのある行動をすることです。

徳を積む方法としては、日常生活で小さなことから始めることが大切です。

例えば、

  • 笑顔で挨拶をする
  • 感謝の気持ちを表す

そういったポジティブな行動をすることです。

他人に対して優しさを示すことは、周囲の人々にもポジティブな影響を与えることができます。

徳を積むことは、

単に自分自身の幸福感や満足感を高めるだけでなく、周囲の人との良い関係を築くきっかけにもなるんです。

日常生活の中で意識的に徳を積む行動を取り入れることが大切です。

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今回の総合まとめ

日常の中で徳を積んでいる人は、多くの人から信頼や信用を得ることが多いです。

ちょっとした行動の違いだけで、

周りの人への印象が変わり、評価も変わり、態度も変わるのが『徳を積んでいる行動』です。

他人に親切な言葉をかける、手助けをするなど、そんな些細なことでも意識して行動することが大切です。

人望がある人や著名な人は、

他の人がやらない何か違った徳の積み方をしているのかもしれません。

そんなときは、ぜひその人の行動を見習っていくのがベストです。

今回も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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